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2009年5月31日 (日)

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術 Book なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術

著者:小室 淑恵
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先日小室淑恵さんの講演を聞き、その帰り道に本屋で買ってみたものです。
講演でお話されていた内容と、この本で書かれている内容には重複している
点もありますが、ワーク・ライフバランスについての基礎知識としてはとても
簡潔に理解できるとっても良い本でした。

そもそも、ワーク・ライフバランスという言葉が言われるようになる前から
残業残業・・・で日本のサラリーマンは仕事ばっかり。という印象が多数派を
占めているような社会の中で、残業していることは=頑張っていること と
考えてしまうこともあるかと思います。
小室さんの指摘する背景の一つに日本は世界の中で残業時間の多い部類に
ある。しかし、会社の生産性では先進国に限らず日本の順位は低いところに
あるということ。ライフ(仕事以外の時間)で、家庭、恋愛、趣味、自己研鑽、
職場以外の人脈との交流などなど、十分なインプットがないと本業の仕事で
高いパフォーマンスを出すことは難しいのでは・・・と言っていました。

また、残業時間を減らすというか働き詰めにならないようにするもうひとつの
理由として、育児休業だけにとどまらず今後は親の介護、メンタル面での
職場離脱など何らかの理由で仕事ができない状況が発生したときに、今の
ままでは本人が困るのはもちろん、会社側にとっても重要な戦力が働けなく
なるということは一種のリスクとして想定しておかなければならないということです。
加えて、団塊世代の一斉退職の後、今後は労働人口がどんどん少なくなって
くる。仕事で抜けた穴を誰かですぐに穴埋めできない時代がやってくるので
今から準備が必要なんです。ということだが、確かにその通りであると思いますが
今の経済危機の中での就職難、求人数の低下などを見ていると、本当に
人材不足の時代がどの辺まで来ているのか想像しにくい面もあります。

以上のような背景から6時に帰る、残業を減らすということにつながるのだが、
ただ時間を打ち切ればいいという話ではない。本当の主旨は現在の業務を
見直して効率を高めて、同じパフォーマンスを時間内に出すということ大切で、
おそらくそれが出来た先に、今度は有効なインプットがあれば更に良いアイデア
発想、商品、サービスが生まれるというロジックなのです。

この本には6ステップ25ツールとして具体的な方法が書かれていますが、
まずはチームメンバーがワーク・ライフバランスの背景と主旨を理解することが
大切かと思います。

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